幼児食の進め方

こんにちは!管理栄養士の田村と河合です

前回に引き続き幼児食について紹介していきます

今回は幼児食の進め方についてです

幼児食の進め方のポイント

食事とおやつは毎日決まった時間に取りましょう

食事の時間を中心に1日の生活リズムを整えましょう!だらだら食べは虫歯のリスクも上がるので、きちんとメリハリをつけて食事をしましょう。満腹感と空腹感を覚えるためにも食事の時間はできるだけ一定にしましょう!

栄養バランスやエネルギーは3日単位で満たせばOK!

その日のその時により食べたり食べんなかったりのムラがあります。1日に必要な栄養やエネルギーが摂れなくてもあまり神経質にならず3日くらいで調節すれば問題ありません。ただし、食べ過ぎには注意してください!

栄養を補うためおやつも大切に

一度に多くの量を食べられないよう幼児にとって、おやつは貴重な栄養源です。食事で補いきれないエネルギーや栄養を補えるものを選ぶようにしましょう!

自分で自由に食べられるようゆったりと見守る

幼児食が始まる頃には、子どもが「自分で食べたい」という気持ちも強くなってきます。手づかみやスプーン、フォークを使って自分で食べさせ、大人はゆったり見守ってあげましょう。

噛める様子を観察し必要ならワンステップ戻る

幼児食が順調に進んでいると見えても、実際は食べにくかったり子どもの身体に負担をかけたりしている場合も。食べるスピードや噛んでいるときの様子、便の具合などにも注意を払いながら進めましょう。

【子どもの食べ方Q&A】

Q:食を進ませるには盛り付け方にどんな工夫をすべき?

A:食べ残しが多い子供の場合はいつも盛り付ける量の1/3~半分くらいにすることがポイントです。完食したときはたくさんほめて、まだ食べられそうなら少しずつおかわりを。「全部食べられた!」という達成感は自信になり、食への意欲にもつながります。

 

 

むし歯よサラバ!歯に良い食べもの

 

こんにちは。院長の清原です。
2月といえば、受験シーズンの真っ只中。
受験を控えている学生さんや
保護者の皆さんにとっては、
まだまだ気の抜けない日々ですね。

 

試験は一発勝負。
本番で最大限の力を発揮するためにも、
健康管理はとても大切です。
規則正しい生活を心がけ、
ベストな状態で試験に臨みましょう!

 

 

さて、健康を維持する上では
栄養バランスの取れた食事が欠かせません。
そして、バランスの良い食事は身体だけでなく、
歯も丈夫にしてくれます。

 

そこで今回は、丈夫な歯を保つために
バランス良く取り入れていただきたい、
『歯に良い食べもの』をご紹介します。

 

 

 

 

◆歯を丈夫にする食べもの

 

「カルシウム」が骨を強くする
というのは有名な話ですが、
それは歯も同じ。

 

歯の表面は食事のたび
むし歯の原因菌によって
少しずつ溶かされています。

 

その際に、歯に含まれていたカルシウムも
溶け出してしまうのですが、
だ液などの働きによって、
溶けた歯は修復されます。

 

これを『再石灰化 (さいせっかいか)』といい、
カルシウムが不足してしまうと
再石灰化が上手くいかない
ため
歯が弱って、
むし歯にもなりやすくなってしまいます。

 

 

 

そんな、歯を丈夫にするカルシウムは、

・ひじき
・小魚
・昆布
・わかめ
・海苔
・牛乳
・チーズ

 

といった、魚介類海藻類、
乳製品
などに含まれています。

 

 

 

 

特に積極的にカルシウムを
摂取していただきたいのは妊娠中のお母さんです。

 

お腹の中の赤ちゃんは生まれる前から、
乳歯の芽と呼ばれる
「歯胚(しはい)」 を作りはじめています。

 

そして、中学生くらいのお子さん
生えはじめた永久歯を
丈夫にしていくため
に、
カルシウムは必要不可欠です。

 

 

ただし、
単純にカルシウムを多く摂取したからといって
歯が強くなるわけではありません。

 

というのも、
カルシウムは吸収率の低い栄養素で、
せっかく摂取しても、
そのほとんどは体内に取り込まれません。

 

しかし、
「ビタミンD」
一緒に摂れば話は別!

 

摂取したカルシウムの吸収を促進し、
骨まで運ぶ働きをもっています。

 

ちなみに、ビタミン Dを含む食品は
魚類やきのこ類で、
・カツオ
・きくらげ

などに含まれています。

 

 

 

さらに、
歯の表面を丈夫にするために
必要な栄養素がもうひとつ。

 

それが「ビタミンA」です。

 

ビタミンAは
・にんじん
・かぼちゃ
・レバー

などに多く含まれ、歯の表面を覆う
「エナメル質」という組織を強くしてくれます。

 

 

そして最後にご紹介するのが
「ビタミンC」

 

ビタミンCはエナメル質の下にある
「象牙質」という組織を強くします。
象牙質は歯のほとんどを構成する
いわば歯の主成分。

 

・パセリ
・ピーマン
・ほうれん草
・イチゴ
・みかん
・レモン

などに含まれているので、
これらもしっかりと摂るようにしてくださいね。

 

 

 

 

 

 

◆歯を掃除してくれる食べもの

 

「丈夫な歯をつくる」以外にも、
歯にとって良い食べものがあります。

 

それは、
繊維質を多く含む野菜や果物。

 

例えば、
・レタス
・セロリ
・ごぼう

といった食材ですが、
このような食べものは
飲み込むまでに何度も噛むことになり、
その際に
歯の表面や粘膜についた
汚れをこすり取ってくれます。

 

 

 

また、噛む回数が増えると
だ液もたくさん出ます。

 

だ液には
口の中の汚れや細菌を洗い流す作用もあり、
口腔内を清潔に保つには欠かせない存在です。

 

 

 

 

◆「食事」も「ケア」もバランスよく

 

「歯に良い食べもの」は今回ご紹介したように
たくさんありますが、
食事だけでは歯を守れません。

 

むし歯や歯周病の予防には
ご自宅での適切なケアと、
歯科医院での
定期検診が効果的
です。

 

いくら歯科医の治療や検診を受けても、
「ご自身で行うセルフケア」
を怠ってしまう
と、
歯は弱り、さまざまな疾患を
引き起こしてしまう
ことに。

 

食事もケアも好き嫌いせず、
「バランスよく」を心がけてくださいね!

 

 

きよはら歯科クリニック
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幼児食ってどんなもの?

こんにちは。緑井にあります、きよはら歯科クリニックの管理栄養士田村と河合です😊

これから歯に関わる食事と栄養について少しずつ情報を発信していきます👩‍🍳

最近、小児矯正をはじめるお子さまが増えてきています!矯正を始めたら、食習慣についてもお話しすることがありますが、健康なお口を目指すには、矯正を始めてからではなく、矯正を始める前から正しい食習慣を身につけておくことが大切です🤗小児矯正は乳歯が生えそろう5.6歳から始まるので、離乳食が終わる1歳半頃から5・6歳頃までの食事について紹介します!

まず、幼児食とは離乳食が完了する1歳半頃から、奥歯の乳歯が生えそろう5,6歳頃までの食事のことを言います👶いろいろなものが食べられるようになるこの時期は、食べ物のおいしさや食べることの楽しさにふれ、食への興味や関心、意識がぐんと深まる重要な時期といえます。

幼児食の目的は、単に栄養補給をするだけではなく、様々な食材や調理法、味付けを体験することによって、噛む力を強くし味覚の発達を促すことも大切な役割の一つです❗️

幼児食にも段階があり、初めから硬いものを食べさせてしまうと負担も大きく嫌いになる原因にもなりかねません。初めは柔らかいものから初めて食べている様子を確認しながら徐々に歯ごたえのある物に無理なく進めていきましょう✨

幼児食には役割が大きく分けて3つあります。

①体の成長や健康維持に必要なエネルギーや栄養素の確保

②かむ力と味覚を発達させ食への意欲を芽生えさせる

③食習慣やマナーを教え食生活の基礎を築く

があります。

幼児期の食事が、お子様の食生活の基礎となるので、お子様だけの頑張りでは改善はできません❗️ご家族の協力があって初めて食生活が改善されるので、改善が必要な場合はスタッフもいっしょにサポートしますのでお気軽にお声掛けください 🙋‍♀️