唾液について

こんにちは😃広島市安佐南区にありますきよはら歯科クリニックの谷口です!

楽しかったゴールデンウィークも終わり、仕事や学校が始まって1週間が経とうとしています☀いかがお過ごしですか?

早速ですが、今日は唾液についてお話しします。

唾液は、食べものと混ざって飲み込みやすくする働きのほか、アミラーゼなどの消化酵素が含まれており、消化吸収の第一段階を担っています。

そのほかにも、唾液には口の中の乾燥を防ぎ、清潔に保つなどさまざまな働きがあります!

中でも、歯の再石灰化を行う役割は、だ液の重要な役割の一つです!

再石灰化とは、歯のエナメル質表面の成分が食事のたびに溶け出し(脱灰)ますが、唾液が酸を中和し、元の状態に戻ることです。

唾液の再石灰化作用のように、生体には本来備わった抵抗力があるということです✨

食後に口の中が酸性になっている時間が長くなり、歯のエナメル質が溶け出したあとの再石灰化が遅れると、虫歯になりやすくなるのです💦

唾液が少なくてネバネバしている人は、殺菌作用が少なく口の中が清潔に保てません。

口が常に開いていて、口で呼吸しているという方は、口の中が乾きやすいので唾液が少なくなります。

唾液の性質をよく理解して再石灰化しやすい口内環境を整えることが大切です✨

だ液は、口を動かすことで多く分泌されます。よくしゃべり、よく笑い、よく話し、よく噛むことで、毎日の唾液の分泌を活発にしましょう😊

歯垢(しこう)と歯石(しせき)の違いについて

こんにちは。安佐南区緑井にあります きよはら歯科クリニック歯科助手の松田です。

春風の心地よい季節となりましたが、いかがお過ごしでしょうか。

今回は歯垢(しこう)歯石(しせき)の違いについてご紹介します。

歯垢とは、プラークとも呼ばれていますが、歯の表面をさわったときに白くにごっていてネバネバしているものです。これをそのままにしておくと虫歯が進行してしまうことがあります。

歯石とは、歯垢がかたくなってしまったことをいいます。かたくなってしまうと歯ブラシではとれなくなってしまいます。

磨きにくい「歯と歯の間」「歯と歯茎の境目」「かむ面のみぞ」は歯垢がたまりやすいのでなるべくこの間にとりのぞくように歯ブラシすることが大切です。

とりきれず歯石になってしまえばプロによる専用の機械でとりのぞかなければいけません。当院でもお口のおそうじはしておりますので虫歯の発生をより低くするためにも定期的にクリーニングすることをおすすめします。

気になればまずはご連絡お待ちしております!

ブラキシズムについて

こんにちは、安佐南区緑井にありますきよはら歯科クリニックの小川です。

皆さんは「ブラキシズム」という言葉をきいたことはありますか?

ブラキシズムとは「歯ぎしり」や「くいしばり」のことを指します。

歯ぎしりは主に睡眠中、くいしばりは昼夜関係なく行うことが多いです。この二つはどちらも無意識下で行うので、自覚するのはなかなか難しいです。

そこで皆さん、手鏡を持って下さい。

まず糸切り歯(犬歯)を見てみましょう。

 

……なんだかすり減っているように見えませんか?

よく見てみると、歯の先端がすり減っていますね。このように歯がすり減っている方は、ブラキシズムがある可能性が高いです。

他にも、

↑このように歯に亀裂の入っている方や、

↑このように歯が全体的にすり減っている方、

↑このように歯ぐき周りの骨が盛り上がっている方はブラキシズムの可能性があります。

ブラキシズムが長く続くと、歯がしみるようになったり(知覚過敏)、歯周病が進行したり、歯が割れて抜歯の原因になったりと、お口に様々な悪影響を及ぼします。

ブラキシズムを完全に治すことは難しいですが、対応としてマウスピースを作り、睡眠時に装着する、というものがあります。

他にも、お口全体を詳しく検査し、咬み合わせを調整する治療もあります。

当院ではその人に合った治療法をご紹介しますので気になる方はぜひご連絡ください。

子どもを虫歯にさせないために

安佐南区緑井にある きよはら歯科クリニック スタッフの大上です。
寒さ厳しく感じるこの頃、皆様お変わりございませんか。

さて、今回は「子どもを虫歯にさせないために」をテーマにお話しします。

生まれたばかりの赤ちゃんのお口には、虫歯菌(ミュータンス菌)はいません。歯がないときには虫歯菌はお口の中にとどまることが出来ず、歯が生えてきたときに定着していくので、この時期は特に注意が必要です。

ちなみに、3歳までに虫歯になった子は一生虫歯になりやすく、逆に3歳までに虫歯にならなかった子は一生虫歯になりにくいそうです。

虫歯菌は赤ちゃんの身近にいる、お父さん、お母さんなど大人からうつります。なぜでしょうか…それは、コップやお箸など食器の共有や食べ移し、愛情表現のキスをしたりすることからうつります。

つまり、感染を避けるためには、食器を共有しないよう注意するほか、大人の口から虫歯菌を減らしておくことが大切です。自分のためにはもちろん、大切なお子さまのためにも日頃から、家族みんなでメインテナンスに心掛けましょう。そして、子どもの頃から予防意識をしっかり持つことが、一生のお口の健康につながります。

発育葉について

明けましておめでとうございます、きよはら歯科クリニックの小川です。

皆さんは「発育葉」というものをご存知ですか?

発育葉とは、生えたばかりの前歯の永久歯の先端にある、ギザギザしたところをそう呼びます。

皆さんも鏡で前歯を見てみましょう。発育葉はありましたか?

発育葉は前歯でしっかり食べ物を噛み切るようにしていると、通常は半年ほどですり減って無くなります。ですが前歯がしっかり使えていないと、いつまでも残ってしまいます。

前歯で噛む、という行為は顔が発育するうえでとても重要です。前歯で噛むことによって顎の骨が刺激され、顔全体が正しく成長していきます。顔が正しく成長することにより、目がぱっちりと開いたり、鼻筋が通ったり、口元が引き締まったりと、個人差はありますがはっきりとした顔立ちになります。また、歯並びがきれいになったりもします。

前歯が生え変わるのはだいたい6~7歳頃ですので、小さなお子様がいらっしゃる方は前歯の状態をよく観察してみることをオススメします。そして、もし発育葉があれば、積極的に前歯でパンをかじったり、とにかく前歯で食べ物を噛み切ることを意識するようにしましょう。

肉まんを食べる男の子のイラスト

当院では歯並びや矯正についてのご相談も承っておりますので、興味のある方は是非ご連絡ください。

マイクロルーペについて

こんにちは。

きよはら歯科クリニック、副院長の神人です。

今年も残り数えるほどになりましたが、風邪などで体調を崩される患者さんがとても多いです。皆さんはいかがですか?

インフルエンザのワクチンも医療機関で品薄が続いているらしく、まだ受けていない方は本格流行前に早めの予防接種をオススメします。

さて今回は拡大鏡(マイクロルーペ)についてお話ししたいと思います。

前回お話ししたマイクロスコープの簡易版で、すごく良く見えるライト付虫眼鏡と言えます。

最近は医療系のドラマの
『ドクターX』や『コード・ブルー』
などで俳優さんが使っているので、目にされたこともあるのではないでしょうか。

これを使うと使わないとでは治療の精度は全く違います。元々口の中は暗くて見えづらいものなので、本当に役に立ちます。

今、歯科医師以外のスタッフもルーペの使用を始めています。
慣れるまでが少し大変ですが、手放せなくなります。

ドラマのように
「私、失敗しないので。」
とは言えなくても、できる限り丁寧な治療を心がけていきたいと思います。
それではまた。

甘いものの摂り方のポイント

みなさんこんにちは。きよはら歯科クリニックの益岡です。

今年もいよいよ残りわずかとなり、クリスマスシーズン到来ですね。ケーキなど甘いものを口にすることも多くなるのではないでしょうか??!
そこで今回は『甘いもの(お菓子)の摂り方のポイント』についておはなしします。

そもそも虫歯とは、口の中の虫歯菌がショ糖(砂糖)を分解して酸を作り、歯の表面を溶かしてしまうことです。甘いお菓子やジュースに含まれる砂糖が虫歯の原因になってしまいます。

甘いもの(お菓子)の摂り方のポイントは、
・時間を決める(ダラダラ食べない)
・虫歯になりにくいものを選択する
・食べた後はうがいや歯磨きをする です!!!

《時間を決める(ダラダラ食べない)》
ダラダラと時間をかけて甘いものを摂取すると、口の中で常に酸が作られる状態になり、虫歯になりやすくなります。また、頻回の甘いものの摂取でも同じことです。時間を決めて、出来れば一度に摂取するようにしましょう。

《虫歯になりにくいものを選択する》
歯にくっつきやすいもの(スナック菓子やせんべいなど)は要注意です。また、ジュースやスポーツドリンクにも大量の砂糖が含まれています。
望ましいのは、歯にくっつきにくいもの(プリンやゼリーなど)を選択し、飴やチョコは避けて、酸を作り出さない糖(キシリトール)のガムやタブレットを積極的に摂るようにすると良いでしょう。ただし、キシリトール100%でないと虫歯のリスクがあることや、キシリトールの摂り過ぎはお腹が緩くなることがあるので注意しましょう。

《食べた後はうがいや歯磨きをする》
特にお子様の乳歯や生えたばかりの永久歯は、大人に比べて歯の質が弱く虫歯になりやすいです。うがいや歯磨きをして虫歯予防をしていきましょう。
そして、定期的に歯科医院を受診し、フッ素塗布シーラントなどの虫歯予防処置をしておくこともとても大切です。

以上のポイントをおさえ、大人の方もお子様も正しく甘いものを摂るようにしましょう !!!

インフルエンザ予防に口腔ケアが効く!!

みなさんこんにちは(*^_^*)

広島市安佐南区緑井にあります、きよはら歯科クリニック、歯科助手の岡本です。

12月に入り、寒さも厳しくなってきましたが、体調を崩されていませんか?

今回は、寒い時期に流行する「インフルエンザ」の予防についてお話しいたします。

一見、お口とインフルエンザは関係ないように思えますが、そこには密接な関係があります。

インフルエンザ予防に、口腔ケアが効くというということをご存知ですか?

お口の中には、常にたくさんの細菌が存在していますが、歯磨きや歯間ブラシ、デンタルフロス(糸ようじ)などの口腔ケアを怠っていると、その数はあっという間に増加します。実は、この細菌がインフルエンザに大きく関係していることがわかってきました。

1.インフルエンザに感染しやすくなる

インフルエンザはウイルスによって感染します。実は、口の中の細菌が吐き出す酵素の中には、こうしたウイルスを粘膜の中に侵入しやすくするものがあります。つまり、口腔ケアができていない細菌が増えた状態では、確実にインフルエンザにかかる可能性は高まります。

2.ウイルスが増殖!!薬が効きにくい!!

お口の中の細菌が作り出す酵素の中には、なんとウイルスそのものを増殖させる酵素もあります。これはインフルエンザの悪化につながるだけでなく、薬のききまでも悪くしてしまいます。このように、お口の中の細菌はインフルエンザと密接な関係があるのです。

3.インフルエンザの発症率が10分の1に!!

ある介護施設で、口腔ケアをしっかりと行った結果、通常の介護施設に比べインフルエンザ発症率が10分の1になったという報告もあります。

うがい・手洗い・口腔ケア。まずは、この3つをしっかり行って、インフルエンザ予防を心掛けましょう!!

より効果的な口腔ケアの方法については、お気軽に当院の歯科衛生士までお声掛けください。

しっかり予防して、寒い冬も元気に過ごしましょう(●^o^●)

歯科の麻酔について

こんにちは!きよはら歯科クリニックの受付、歯科助手の谷口です。

今日は当院で使用している歯科の麻酔についてお話しします。

歯科での麻酔と聞くと、苦手で嫌だなと思われる方も多いと思います。

しかし、手術や痛みを伴う処置などの際には、その痛みや精神的苦痛を取り除くために麻酔が必要となります。

歯科の麻酔は歯茎に注射をして行います。

正式には「局所麻酔」と言います。

局所に麻酔薬を作用させて一時的に感覚を麻痺させる方法です。

局所麻酔は以下の3つの方法に分類されます。

表面麻酔…麻酔薬を歯茎に塗って表面の感覚を麻痺させる方法です。表面麻酔を塗ったあとで注射をすると歯茎の表面がしびれて、ずいぶんとラクになります。

浸潤麻酔…痛みをとりたい部分の歯茎に麻酔薬を注射し、液体を染み込ませ、感覚を麻痺させる方法です。

伝達麻酔…神経を伝達する経路の途中に麻酔薬を作用させることで、その支配下にある神経全体を麻痺させる方法です。比較的麻酔が効きにくい下顎の奥歯や、体質的に麻酔が効きにくい人に用いられます。

このように必要に応じて麻酔を行うので、歯科治療に麻酔は不可欠です。

当院のドクターは、入社するとすぐに院長の特訓を受け、そしてなるべく痛くないようにゆっくり時間をかけて麻酔を行うので、「全然痛くなかった!」とか「いつ打ったのかわからなかった!」とか、言っていただくことが多いんですよ!!

なるべく痛みを軽減できるように細心の注意を払いますが、緊張や不安が大きいと痛みに敏感になってしまいます。痛みを感じない一つのポイントとして、リラックスしてお越し頂けたらと思います(^^)

気になることがあれば、何でも聞いてくださいね!

ピカッシュって何!?

皆様の健康寿命を考える、安佐南区緑井のきよはら歯科クリニック 院長の清原です

突然ですが、ピカッシュってご存知ですか?
ピカチュウでもスカッシュでもありません。・・・知らないですよね。

歯医者の中でもまだそんなに認知度は高くないかもしれません。

入れ歯、マウスピース、矯正装置を使用されたことのある方は、経験があるかもしれませんが、ずっと使っていると、においやぬめり、歯石などの汚れが付きやすくなります。

あの嫌なにおいやぬめりの原因は細菌なんです。歯石にも細菌は付着しています。
たとえば細菌が繁殖した、汚れだらけの入れ歯をつけているとどうなるでしょうか?

肺炎は、現在日本人の死亡原因第3位です。
そのうち、80歳代の約8割、90歳以上では9.5割以上が誤嚥性肺炎と報告されています。
誤嚥性肺炎とは、唾液や飲食物など、本来食道に入っていくものが、
誤って肺の中に入り(誤嚥)、細菌が繁殖する事で引き起こされます。

入れ歯やお口の中を清潔にしておかないと、お口の中が細菌でいっぱいになり、
誤嚥性肺炎を起こしやすくなると言われているのです。

今までその予防のためには、毎日入れ歯をきれいに磨き、義歯洗浄剤につけるようにと言われてきました。
でも、洗ってきれいにしてもお口の中に入れると、またすぐ細菌が繁殖してしまいます。

そこでピカッシュの出番です!
簡単に言えば入れ歯や、マウスピース、矯正装置など、
お口の中に入れる装置に、抗菌コーティングを施すことによって、
装置そのものに抗菌作用を持たせ、細菌の繁殖を防ぐことができるんですね!!

1度のコーティングで約3ヶ月効果が持続すると言われています。
定期検診で、お口の中のクリーニングと、入れ歯やマウスピースなどをピカッシュするのがおすすめですよ。

当院ではいち早くピカッシュを導入しております。
入れ歯や、マウスピース、矯正装置など、いつも清潔に気持ちよく使用したい方は
ぜひご相談ください!
詳しくは  http://pikasshu.jp/  まで