こんにちは。きよはら歯科クリニックの歯科衛生士 益岡です。
今年に入り、全3回の床矯正スタッフセミナーを受講させていただきました。先日、3回目のセミナーも無事修了したので、そこで学んだことや思ったことを今回のブログのテーマにしようと思います。
床矯正とは、大人の歯が生えそろう前の早いうちに顎を正しい大きさに成長させ、大人の歯が生えるスペースを作る事で、歯列不正やお顔の成長不足を改善する矯正方法です。当院では、床矯正やプレオルソ装置などいろいろな流派を組み合わせて『スマイル小児矯正』として行っています。
床矯正は、お子様と保護者の方と二人三脚で進めていくものです。今回のセミナーでは、スタッフがそのサポートをどのようにしていくか、講義や実習を受けて学んできました。具体的には、歯並び相談でお伝えすべきことや矯正検査の方法、バイオセラピー(生物学的機能療法)についてです。
最近、舌が正しく使えておらず、呼吸や飲み込み方、歯並びに問題があるお子さんが多くいらっしゃいます。装置を使って歯並びを治すこと以外に、前歯を使ってよく噛むこと、正しい舌の使い方や口の周りの筋肉を鍛えることがすごく大切です。食事やトレーニングで改善できることなので、積極的にお話ししていきたいと思っています。
また、歯が生える前の赤ちゃんの頃、母乳の飲み方や姿勢も、その後の舌の使い方や歯並びに影響してくるということも、今回のセミナーで勉強しました。これは私の中で1番の衝撃でした!!!すでにお子さんがいらっしゃる保護者の方だけでなく、これからお子さんが産まれる方にもお話しできればと思っています。
今回のセミナーを受講させていただき、講義や実習、宿題もあり、久しぶりに学生のような気分も味わえました (^_^)☆
このような機会を与えてくださった院長にも感謝し、これからの診療にも生かしていきたいと思います。