はじめまして、スタッフ教育に力を注いでおります安佐南区緑井きよはら歯科クリニック歯科衛生士の伊藤です。
私どもは、歯科診療技術に限らず人格形成や接遇等を含めたあらゆる面において院内全体のスキルアップに日々努力し、患者様から通いたいと思って頂ける歯科を目指す為、定期的にミーティングを行ったり積極的なセミナー参加を心掛けております。
そんな折、院長より薦められ、去る7月12日に大阪で開催されましたセミナー【スーパースタッフ育成塾】(全3回内第1回目)を受講して参りました。
それは、とても為になるもので年齢や経験に関係なくスタッフとして日々どうあるべきかを改めて考えさせられるものでした。
一番印象に残ったのは『土壌に、どんな種を植えるのかではなく、どんな土壌に種を植えるのかが大切である』と言うフレーズでした。これは、どんなに豊かな経験や高いスキルの持ち主であっても環境が整っていなければ、その人は成長する事ができない。反対に、より良い環境であれば、どんな人でも成長する(させられる)事ができると言う意味です。
一見、ぱっとしない新人であっても、それを受け入れる側がしっかりと指導できる環境を整える事によって、素晴らしい人材に成長する可能性は無限大だと言う事が理解できました。そして、それは、当たり前に感じる診療室・待合室・スタッフルームの細部に着目したり、スタッフ全員の声に耳を傾けたり、顔をしっかり観たりする小さな事の積み重ねが大切だと解りました。これを院内で共有する事により、これまで以上に患者様に愛される歯科を目指して参りたいと思っております。