こんにちは。安佐南区緑井にあります きよはら歯科クリニックの松田です。
風薫るすがすがしい季節となりましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
今回は3月に移転して新しく導入したバキュームミキサーVM115という石膏用真空自動練和機のご紹介をします。
虫歯の大きさにもよるのですが、場合によっては型をとって詰め物や被せ物を作ることになります。虫歯を削りかたちをととのえた後に型をとります。その型に水とまぜた石膏を流して模型を作ります。指示書に内容を記入して模型を一緒に技工士さんに送ると、詰め物や被せ物が出来上がり、みなさまのお口に入り、しっかり噛むことができるようになります。しかし、石膏を流す時に注意することがあります。水量と石膏量を正しく入れて気泡が入り込まないようにまぜて流し込まないといけません。今までスパチュラを使って手動で石膏と水を練っていたのですが、上手くまぜないと気泡が入ってしまいます。
そこで登場するのが石膏用真空自動練和機です。プラスチックの容器に決まった量の水と石膏を入れてセッティングしてスタートを押すと自動で羽がまわり真空状態で練ってくれます。気泡がなくできあがるので、それを型に流し込むときれいな模型ができます。
より精密な詰め物、被せ物の模型をつくりみなさまに提供てきたらいいなと思います。