こんにちは☀️安佐南区緑井のきよはら歯科クリニック歯科衛生士の伊藤です
残暑厳しい中で新型コロナの感染者数が減少傾向にある事に、以前の日常が戻って来る望みが持て少し元気が出ますね🤗💕
私共が春に導入した唾液検査を初回の資料どり(口腔内写真撮影5枚法・歯周ポケット測定・動揺度と出血度合いチェック・顕微鏡による歯周病菌確認)に組み込むシステムが浸透しつつあります。患者様がビックリ👀される程、唾液検査の結果が菌の量や炎症度と見事に合致します。
下の結果表とグラフは、顕微鏡で多くの歯周病菌が確認されたうえ骨吸収が進み炎症が強く現れたケースです。早急に歯周病処置を受けていただく必要性の説明と同時にセルフケアのアドバイスを致しました。
唾液検査結果グラフの見方
➀ 歯の健康に関する項目
★むし歯菌
むし歯菌が多いと歯の表面に歯垢(プラーク)が付着しやすく、むし歯に
なりやすいことが知られています。
★酸性度
唾液の酸性度が高いと、口腔環境は酸性になり、エナメル質などの歯質は
脱灰しやすい(むし歯になりやすい)ことが知られています。
★緩衝能
唾液には、むし歯や食物由来の酸を中和する機能(緩衝能)がありますが、その
働きが弱いと、エナメル質などの歯質が脱灰しやすいことが知られています。
② 歯ぐきの健康に関する項目
★白血球
歯と歯ぐきの間で悪い細菌が増えると、生体の防御作用により唾液中の白血球
が増殖することが知られています。
★タンパク質
口腔内細菌やバイオフィルム(厚く固いプラーク)の影響により唾液中のタンパ
ク質が増えることが知られています。
③ 口腔清掃度
★アンモニア
口腔内の細菌総数が多いと、唾液中のアンモニアが多くなり口臭の原因になる
ことが知られています。
今まで理解されにくい部分のあった歯周病の進行度合いや、お口の状態が、より説明しやすくなり理解向上に繋がっていると感じられます。 可視化の力の大きさに改めて感心しました❗❗
結果として、個々の状態に対するケアを積極的に行う事への関心も高まり予防への成功が見えてきました。
今後は、より細かく個々のケアシステムを確率して行くのが目標です。
検査ご希望、相談等お気軽にどうぞ☺️
スタッフ一同、笑顔でお待ちしております🤗💕
暑さの後は台風の季節です。大きな災害が起きませんように❤️💕