梅雨らしい空模様☔️が続いていまね。皆さまいかがお過ごしでしょうか😊
安佐南区緑井にあります、きよはら歯科クリニックの濱田です。
雨が降ると庭の木🌳や花🌼は生き生きとしていますが、毎日家族の洗濯物👨👩👧👦👕を干す私は少しドンヨリ😥してしまいます。洗濯物の生乾きのニオイ対策を教えていただきたい今日この頃です。
今回は被災時のオーラルケア🦷についてお話します。
不幸にも大規模災害⛑が起きたら、避難所や被災地地域での生活を強いられることになります。最悪の場合、診療が不可能になることもあります。
そうなると、災害関連疾病に気をつけなければなりません。
過度なストレスは身体の抵抗力を弱めますし、避難所では感染症が一度起こると一気に広まってしまいます。
肺炎を含む呼吸器系疾患、心筋梗塞や脳梗塞など動脈硬化を原因とする循環器疾患も侮れません。
高齢者の肺炎のほとんどは誤嚥性によるものとも言われています。
そこで改めて注目されているのがお口の健康です。
お口が清潔に保たれ、飲み込む機能が維持されていれば誤嚥性肺炎にかかりづらくなります。
逆に、お口の健康が悪化し食べられなくなると体力が低下し、色々な病気にかかりやすくなります。
そうした理由でお口の健康は被災時こそ重要性が増すことがお分かりいただけますでしょうか。
🔔🔔非常持出袋には、ぜひ歯ブラシを常備しましょう‼️
水が無い環境で使える液体ハミガキ(ノンアルコールのものが刺激が少なくていいですね)や、口腔ケア用のウェットティッシュも便利です。
入れ歯をお使いの方は入れ歯ケースや入れ歯専用歯ブラシ、洗浄剤もお忘れなく。
フロスや歯間ブラシなどは支援物資として届きづらいものらしいので普段使いの者があれば、それも入れておきましょう。
被災時に水道が復旧していない場合、水の使用は限られます。
①コップに少量のお水を入れ、その水で歯ブラシを濡らして歯を磨きます。
②歯ブラシが汚れてきたら、ティッシュなどで汚れを拭き取り、また磨きます。
③最後にペットボトルなどの水で口をすすぎます。
歯磨きに付け加えて、お口のエクササイズのあいうべ体操、唾液分泌を促す為にガムを噛むことなどもお勧めです。
これを機会に非常用持出袋のチェックをされてみてはいかがでしょうか。
備えが大切ですが大きな災害が起きないことを願うばかりです。
まだまだ続くコロナ禍🌀ですが、皆さまご自愛くださいませ🙂🎋