こんにちは! きよはら歯科クリニックの益岡です。
3月になり気温が上がり、少しずつ過ごしやすくなってきましたね ♪
さて今回は『鼻呼吸と口呼吸』についてお伝えします。
これまでも口呼吸が良くないことをブログでもお伝えしたと思いますが、さらに詳しくお話ししていきます。
《 鼻呼吸 》
哺乳類の正しい呼吸は鼻呼吸です。鼻は呼吸をする器官、口は食べ物を摂取する器官と、役割が決まっています。
鼻は、吸い込んだ空気をきれいにする空気清浄機のような働きも持っています。鼻毛や鼻の粘膜の表面に生えている繊毛や粘液が、ホコリや花粉、細菌やウイルスなどの異物を捕獲します。鼻から入った空気はこれら異物の多くが除去され、鼻水となって排出されます。
ここで取りきれなかった細菌やウイルスは、咽頭部の扁桃リンパ組織によって防御されます。
さらに空気がその先の副鼻腔を通ることによって、温かく湿った空気となり、肺の中に送り込まれます。
《 口呼吸 》
口呼吸になると、吸い込んだ空気の中の異物を除去できず、乾いた冷たい空気が肺に送り込まれることになります。
花粉シーズン 到来 !!!
季節の変わり目でもあり、体調も崩しやすい時期になります。
ご自身やご家族の呼吸にも目を向けてみてはいかがでしょうか (^_^)
参考文献
今井一彰 著 マキノ出版
『 免疫を高めて病気を治す口の体操「あいうべ」 』