こんにちは、安佐南区緑井にありますきよはら歯科クリニックの小川です。
皆さんは「ブラキシズム」という言葉をきいたことはありますか?
ブラキシズムとは「歯ぎしり」や「くいしばり」のことを指します。
歯ぎしりは主に睡眠中、くいしばりは昼夜関係なく行うことが多いです。この二つはどちらも無意識下で行うので、自覚するのはなかなか難しいです。
そこで皆さん、手鏡を持って下さい。
まず糸切り歯(犬歯)を見てみましょう。
……なんだかすり減っているように見えませんか?
よく見てみると、歯の先端がすり減っていますね。このように歯がすり減っている方は、ブラキシズムがある可能性が高いです。
他にも、
↑このように歯に亀裂の入っている方や、
↑このように歯が全体的にすり減っている方、
↑このように歯ぐき周りの骨が盛り上がっている方はブラキシズムの可能性があります。
ブラキシズムが長く続くと、歯がしみるようになったり(知覚過敏)、歯周病が進行したり、歯が割れて抜歯の原因になったりと、お口に様々な悪影響を及ぼします。
ブラキシズムを完全に治すことは難しいですが、対応としてマウスピースを作り、睡眠時に装着する、というものがあります。
他にも、お口全体を詳しく検査し、咬み合わせを調整する治療もあります。
当院ではその人に合った治療法をご紹介しますので気になる方はぜひご連絡ください。