審美歯科・ホワイトニング
最近、世界的にみると「メタルフリー」(金属を使用しない)治療が主流になっているのはご存知でしょうか?
主に以下の3つの理由により金属の詰め物(いわゆる銀歯)は使用されなくなっています。
- ①金属は見た目が悪い
- ②お口の中で徐々にとけだし、金属アレルギー、細胞毒性、発がん性などの危険性がある。実際にドイツなど歯科の先進国では日本で使用されている銀歯(金銀パラジウム合金)は禁止されているそうです。
- ③適合の悪さより、再び虫歯(二次カリエス)になりやすい
①は当然としても、②③の事実は知らない方も多いのではないでしょうか。当院でも、患者様のお口と身体の健康を考え、なるべく銀歯は使用しないように呼びかけております。
そこで当院では、審美性・耐久性が高く、変色も少ない、セラミックやジルコニア等を用いた人工歯による審美治療を行っています。笑顔に自信を持ちたい方や、金属アレルギーなど健康面を心配される方など、多様なニーズにお応えできるよう豊富な治療メニューを準備しております。しっかりとしたカウンセリングを行い、一人一人のご要望に応じた修復物のご提案をいたしますのでお気軽にご相談ください。
- ジルコニアセラミック
- ジルコニアの強度とセラミックの美しさを兼ね備えた最高ランクの素材です。金属を全く使用しない(メタルフリー)ので身体に優しい治療法です。
- オールセラミック
- セラミックのみで作られたものです。本物の歯と見分けがつきにくいほどの自然な色調、質感が再現できます。審美性、耐摩耗性、抗着色性に大変優れています。
- オールジルコニア
- ジルコニアセラミック、オールセラミックに比べ色調を合わせづらいという欠点はありますが、現在扱われる白い歯科材料の中で最も硬く、耐久性があります。
- ハイブリッドセラミック
- セラミックの硬さとプラスチックの粘り強さを併せ持つ素材です。上記の物と比べ、欠けやすい、変色があるなどのデメリットもありますが経済性に優れています。
- ファイバーコア
- 従来より保険診療で使用されるメタルコア(金属の土台)は歯や歯肉を変色させたり歯根破折の原因となることがわかっています。ファイバーコアは色調に優れ、歯の硬さに近いため歯根破折をおこしにくい理想的な土台です。
補償制度
当院では保険外(自費)治療における補綴物に応じ2~5年の補償制度を設けていますので安心です。
ホワイトニング
上下44,000円、追加ジェル5,500円(税込)
自宅にて1日2時間×2週間かけて、徐々に白くするので歯への負担が少なく、自分の好みに合わせて歯の白さを調整できるのが特徴です。
後日もっと白くしたい時や、定期的に白さをキープしたい時には、追加ジェルの購入のみで済みます。
CASE.1 ホームホワイトニング
Before
After
価格 | ホームホワイトニング ¥44,000 |
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リスク | 人によっては歯がしみる知覚過敏の症状が出ることもあります。その場合は作用時間を減らす、知覚過敏用の歯磨き粉などで対応します。効果には個人差があります。特に歯に縞模様があるケースでは均一な色落ちが難しい場合があります。 |
CASE.2 オールセラミック
Before
保険診療のレジン前装冠です。時間とともに変色しています。また、メタルコアによる金属の色素が歯肉に沈着して歯肉が変色しています。(メタルタトゥー)
After
保険外(自費)診療のオールセラミッククラウンです。メタルコアもファイバーコアに変え、金属の色素沈着もレーザーで除去しました。セラミックはとても自然で美しく。また、変色もありません。
価格 | オールセラミック ¥132,000 |
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リスク | 強い衝撃で欠けることがあります。特に歯ぎしり食いしばりがある方は就寝時にマウスピースの着用をお勧めします。 |